腐女子言端の内と外

腐女子腐男子関連彼是

大人の思惑

id:emifuwa:20040805#p1で証言されている第一次キャプテン翼
ブーム*1当時の週刊少年ジャンプ編集部の反応について、
思い出したことが少しありました。活字で読んだ様な覚えが
あるのですが、典拠となる文献が今手元に見つかりません。
記憶のみを頼りにする事をお許し下さい。
当時は原作者である高橋陽一氏も「キャプテン翼」をやおい
言う目で捉えるファンの増加について編集者相手に怒りを
露にしたそうです。
が、ここで一つ抱く素朴な疑問。
キャプテン翼』のやおいを下敷きにした尾崎南女史の『絶愛』は
集英社発行の少女漫画誌*2に掲載され、また単行本も
無事に集英社から発行されて*3います。
絶愛―1989― 1 (集英社文庫―コミック版)
絶愛―1989 (2) (集英社文庫―コミック版)
絶愛―1989 (3) (集英社文庫―コミック版)
その点についても件の活字は上手に処理していた様で、裏で
密談があった云々と言う話があったとか無かったとか*4
当時の腐女子を取り囲む大人の事情、と言う奴でございましょうか。
思えば、『炎の蜃気楼』も集英社コバルト文庫…思惑に踊り踊って、
さてと言う醒めた気持ちもふと過ぎりますが。

*1:筆者の勝手なネーミングですが。

*2:週刊マーガレットですね。

*3:マーガレットコミックスにて。現在は文庫化。

*4:この活字による典拠、手持ちにある資料から発掘されましたら後日追記させて戴きます。