攻と責め

絶版(史上最強のオタク座談会 ３)
	岡田斗司夫著・田中公平著・山本弘著・山口かずみ編 出版社　音楽専科社 発売日　2000.8.4 価格 　￥ 1,575（￥ 1,500） ISBN 　4872790405 ｂｋ１で詳しく見る

この本でChara*1から出ているボーイズラブCDについて
触れられている*2のですが、『受』表記はあっているのに
『攻』は『責め』と表記してあるんですね。東大オタク学
講座第十講*3の註記ではちゃんと受攻表記が正しくされて
いたのにと思うのですが。

東大オタク学講座
	岡田斗司夫著 出版社　講談社 発売日　1997.9.26 価格 　￥ 1,890（￥ 1,800） ISBN 　4062082926 ｂｋ１で詳しく見る

思わず岡田斗司夫さんはやおいの『攻』に対して何か
含む所がおありなのかと勘繰ってしまうではないです
か（笑）いや、単なる間違いである可能性も充分に
在り得る話ではあるのですが*4。
オタクと言っても性に対する感覚は基本的に男性のもの
ですからね…同性の体を蹂躙するキャラクターに対し、
つい嗜虐役の姿を重ねて考えてしまったのかも知れません。
性差の壁は、どうしても避けられないのかも知れませんね。

*1:http://www.chara-tokuma.jp/

*2:同書182〜191頁にて。

*3:講師：青木光恵http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakusemi/No10.html『終わりなき「やおい」の野望』。かなり身も蓋も無い内容です。講師の青木さんが『女の子のオタクは「やおい」ですよ』と断言していましたりね（苦笑）

*4:代表例として；http://www.tobunken.com/olddiary/old2000_08.html5日付の記事参照。