纏める、と言う事

筆者が自らの過去を追想しつつやおい史を振り返るという
作業に取り掛かるのは今回の件も含めて三度目になります。
最初はごく軽く、サイトの読み物の一環として。
二度目は少し踏み込んで、メールマガジンの連載形式として。
そして今回に至って居ります。今回の契機が無くても、
暫くしたら又やらねばならぬ作業だったと思っております。
ピンホールカメラで写す写真の様な頼りないデータだと
自認しておりますが、気がついたら何も残っていなかったと
言うよりはましなのではないかと。


筆者が記録を色々としておりますのは、自分が困惑した二の舞を
後からきた人に味わって欲しくないからです。何かしら手掛かり
足掛かりがあれば、そこから糸を手繰り寄せる事も出来ましょう。
その意を込めて、今回伊藤さんが提唱された『富女子』と言う
表記も当方運営のWEB事典に収めさせて戴きました。この言葉が
定着するかどうかは、それこそ長い目で観ないと判りませぬ故。
ショタコンもやおいも、当時はすぐ消えると思われた俗語だった
のでしょうし。ですからいまだに語源について一部で紛糾なさって
いる…いや、寧ろ遊んでいる方もいらっしゃる訳ですが。


資料が無いと進まない部分も御座いましょうしね。
マッチ棒程度でもそう言う支えになれれば、と思っております、はい。