腐女子言端の内と外

腐女子腐男子関連彼是

読者と評者

読者と言う立場にしてみると、評論と言うのは鬱陶しくて
時々有り難いものです。溺れた時に掴む藁に等しいのかも
知れません。
我ながら酷い言い草だとは思いますが。
大体がやおいBLショタに対する評論と言うのは、極一部の
方を除いては本当に感想か好悪の域に止まってるんじゃ
ないかと思えるのですね。若しくは明後日の方向まで行く
観念論か。評者の存在がやおいBLショタを外部に対して
難解なものに仕立てていると言う現状もまたあるのです。
私見で申し上げれば耽美小説・ゲイ文学ブックガイドか蜜の厨房*1
展開されている論程度かも知れませんね。明快で尚且つ
萌えを感じるのは。読者としての共感も覚えますし。
良き評者になるには先ず良き読者になる事が肝要かと。
作品を味わう感覚を鈍らせては、良い評価も出来ますまい。