自語相違のワルツ
欲情有害コミックの作り方―青少年の性欲を刺激しましょうと
言う本を資料として持っているのですが、なんですか物凄く
怨念が詰まった一冊だな、と。
一言でいえば脱エロ同人を気取った人が書いたエロ同人否定論、
という感じなのですが、エロ同人世界に対する未練が溢れる
余り、余計にエロ同人攻撃に走っていると言う。
やおい関係に対しても嫌悪蔑みをあからさまにしつつ、
それでも時には自分達の行為と「やおい」を同列に扱い、
そして「やおい」を自分達の陣地に取り込もうと文章を
こじつけていらっしゃる*1。
時代の流れの証左としては貴重な資料ですね。
徒らな反目が何処から生み出されるかと言う事を考察するにも
良い資料でしょうから。
