腐女子言端の内と外

腐女子腐男子関連彼是

様式指南

AERA5月15日号に「文科系女子VS東池袋オタク女子」なる
見開きのみの特集が掲載されておりましたが、なんとも
言い難い内容でございました。ツッコミを入れる場所が
悪い意味でないと言いますか。
この方は過日ベネチアビエンナーレ日本館でやった事を
個人で遣ろうとしているのでしょうか?

行方

フジョコ嬢*1のこれからの行く末はAERAのみぞ知る、
と言う事になりましょうか。
フジョコ嬢が本の案内役で無く単なるマスコットで
あった事は恐らく僥倖かも知れません。更に幸せを
呼ぶ触媒になり得るかどうかは判りませんが。

*1:この本の表紙及び装丁に居るお嬢さん

象徴的な台詞(転載)

オタク女子研究 腐女子思想大系

オタク女子研究 腐女子思想大系

ボーイズラブ吉屋信子少女小説の流れだ」

102頁より。ある出版関係者の言として。
○●○

トンデモ美少年の世界
唐沢 俊一著
光文社 (1997.10)
この本は現在お取り扱いできません。

そう、今の耽美小説と言うものこそ、当時の少女小説の流れを伝えているものなのではあるまいか。

110頁より。

イアソンとリキ*1の二人は、かつみと弥生*2の、遠い子孫なのである。

114頁より。
○●○
あくまでも参照事例としてでございますが。

*1:

間の楔〈2〉命動 (クリスタル文庫)

間の楔〈2〉命動 (クリスタル文庫)

*2:

表題作

既視感若しくはこじ付け

オタク女子研究 腐女子思想大系

オタク女子研究 腐女子思想大系

どうもこの表紙を観て以来何か引っ掛かるものが
筆者の中にございました。既視感と申しましょうか。

羽根くんの危険なふたり
野妻 まゆ美著
双葉社 (2000.10)
この本は現在お取り扱いできません。
羽根くんの10年ロマンス
野妻 まゆ美著
双葉社 (2000.11)
この本は現在お取り扱いできません。
羽根くんのさよならをいう気もない
野妻 まゆ美著
双葉社 (2000.12)
この本は現在お取り扱いできません。

かなり古い作品になりますが、この連作シリーズ中の
登場人物である白石嬢がそう言えばこう言う風体だった
かな、と。彼女も妄想逞しい少女でしたし。
因みに白石嬢はこのシリーズ終了後目出度く就職し、

おんな甲子園! (花とゆめCOMICS)

おんな甲子園! (花とゆめCOMICS)

こちらの作中に於いて相変わらず妄想逞しく生きて
おられます。彼女自身には腐っていると言う自覚は
無いのでしょうが。