弥次喜多解題
- 作者: 中村幸彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1976/01
- メディア: 単行本
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上記収録の解題といいますか添え書きを筆者は過去に参照
しておりました。其れに拠って書いた筆者発行メールマガジン
原稿を見ますと、
静岡の大店のご主人であった弥次さんこと弥次郎兵衛さん、
旅芝居の陰子*1花水鼻之助に懸想して良い仲になったは
良いが入れ込みすぎて身代潰し、鼻之助と手に手をとって
江戸へ出奔。
後に鼻之助を元服させて喜多さんこと喜多八と名乗らせ
つるんでいた…
とあります。
しりあがりさん以降位置が逆転したのかと思っておりましたが、
設定他を考えると弥次さんが若返ったと言う以外はそうそう
弄られておりませんね。
*1:往時の役者見習の子供の呼称。春を鬻ぐ事もあった。