2005-03-20 光と影、いずれも甘く。 ゲイである事を自覚した少年の恋愛を軸とした成長譚。 自らの事だけを饒舌に語っている様に見える文体の中に 世相の光と影もきちんと織り込まれ、そして見透かされて いる。葦編三絶の価値あり。